インド人と大喧嘩!
こんばんは。英語コーチのインロードです。
海外旅行に行くと、その土地その土地で文化、生活、価値観などの違いに遭遇します。郷に入っては郷に従えと言いますから、うまく対応して過ごすのが必要ですよね。
私が以前ケーララ州にアーユルベーダを学びに行った時のことです。
夜のフライトでしたので、宿泊先から空港までタクシーを一日貸切り、最後の一日を観光としました。
契約内容(料金や行程など)はしっかり確認をして一日が始まり、楽しい最後の旅が終わり、空港に到着した時のことです。
契約した以上の料金を請求されることになったのです!!!
これかぁ(所謂ぼられる)と思ったのですが、手持ちのお金はきれいに使い切り、1ルピーもないのが現実でした。
困りました。
・再度、契約内容の確認(あなたは今朝~と言いましたよね)
・状況の説明(手持ちのお金がない)
・期待に添えないという事実(両替可能な単位の日本円も持っていない)
以上のことを主張しましたが、
You are a liar!
と叫び出し、私たちのやりとりが白熱していくにつれ、周りにはたくさんの人だかりができていきました。
子ども2人を連れて、日本に帰るだけという段階になって、こんなことになるとは!と
思いましたが、旅にアクシデントはつきもの。たじろぎながらも、私も頑張って主張を続け、最後はお金を払わずに、ドライバーさんを怒らせたまま物別れに終わりました。
ない袖は振れないので、仕方ありません。
おそらく推測するに、空港までの帰りの道が渋滞していたので、道を変えてよいかどうか尋ねられて、もちろん構わないと言ったのですが、それにより遠回りになってしまった分請求されたのだと思いました。それは最初に言って貰わないと困ると主張したのですが、
こちらが言っていることには全く聞く耳を持たず、言っても挙句の果てには遮られるものですから、どう見ても大喧嘩をしているようにしかならず、最後はお金は払わずに帰ったものの、しょんぼりして空港に入った私です。
インド人を否定するのではなく、この主張する力というのは見習いたい
と思ったエピソードです。
インドにはジョーティシュという占星術があります。日本でもジョーティシュを読まれる方がいますが、その方から、日本人に伝える時には、ポジティブに伝えるようにすると良いとお聞きしました。インド人はスーパーポジティブなので、それを戒めるものとしてジョーティシュを使うといった側面があるからなのだそうです。
自分を主張して、突き進むその勢いを戒めるものが、ジョーティシュなのだというわけです。
この経験から、私もインド人のように主張する力を持ちたいと思ったのでした。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。